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最近は余り見なくなりましたが、昔はマフラーから煙を吐きながら走行する車は
ザラにあったような気がします。
一口に煙と言っても、その色や量によって、正常なものなのか異常なのか、
それはそのエンジンの機構によって決まるのですが…
例えばガソリン2サイクルエンジンなら原付などに見られる様に
常に混合気にオイルを混じらせて燃焼するものは、必然的にオイルの燃焼に
伴う青白い煙を吐きながら走行するのが当然なのですが、
4サイクルのエンジンとなると当然ではなくなります…俗に言うオイル下がり
或はオイル上がりと言われるものです。
最近では、ターボの普及によってこれのトラブルによる白煙も追加され、
今時の車がマフラーから煙を吐いて走行してる場合は、ほぼ間違いなくオイル
の内側への漏れによって引き起こされてると言っていいでしょう。
ザラにあったような気がします。
一口に煙と言っても、その色や量によって、正常なものなのか異常なのか、
それはそのエンジンの機構によって決まるのですが…
例えばガソリン2サイクルエンジンなら原付などに見られる様に
常に混合気にオイルを混じらせて燃焼するものは、必然的にオイルの燃焼に
伴う青白い煙を吐きながら走行するのが当然なのですが、
4サイクルのエンジンとなると当然ではなくなります…俗に言うオイル下がり
或はオイル上がりと言われるものです。
最近では、ターボの普及によってこれのトラブルによる白煙も追加され、
今時の車がマフラーから煙を吐いて走行してる場合は、ほぼ間違いなくオイル
の内側への漏れによって引き起こされてると言っていいでしょう。
それぞれ煙の出るタイミングや色によっても上がりなのか、下がりなのかを
知る事が出来ますが、エンジンの温度に左右される場合などもあって、
意外と推測するのが難しい場合もあります…両方の場合もある訳ですから…
オイル下がりとは、一般的にバルブ機構のシールの摩耗、劣化によって
オイルがシールから漏れ、バルブを伝わって燃焼、或はエキゾースト
マニホルド内に漏れることによって、熱でオイルが焦げる際に出る煙の事です。
これはインテークバルブであるか、エキゾーストバルブであるかによって
煙の色が違います。エキゾーストなら白煙、インテークなら青白い煙になるのが
一般的ですが、漏れる量によっても若干の違いがあるようです…
煙が青白くなるのは一度燃焼しているからなのですが、外気温の関係で
白い煙に見える事もあります。特に北海道の冬は異常で無くても白い煙が
ずっと出てるようにも見えますので…車庫の中だと煙が充満するので
判断し易くなりますが…
簡易的に調べる方法はプラグを外してカーボンの付着を見てみます。
電極の周りや爪に分厚く付いている場合はインテークの下がりかシリンダー
からの上がりが原因と見ていいでしょう…これはインテークの下がりは
マニホルド負圧によって、燃焼室内に吸い込まれるからで、エキゾースト側は
燃焼圧力によって、常にマフラー側に吐き出される為です。
プラグを外したついでに、燃焼室内(ピストン頭頂部)を見る事が出来れば
上がりか下がりかの判断もし易くなります…これは上がりによる場合、
ピストン頭頂部が常にオイルで湿っている場合が多いからです。
100%ではありませんが、通常ピストン頭頂部は燃焼温度によって
乾いているのが普通のようです。
マニホルドを外すことが簡単なら、更に詳しく解ります。バルブが見えますから
バルブが全体的にオイルで濡れていれば、そのバルブのシールが原因と見て
いいでしょう…気を付けたいのは、ガイドの摩耗、焼き付きが無いかを調べる
事と、シールの劣化なら全て同じ様に劣化が進んでいるという事です。
この場合、全てのシールを交換しないと、次々と同じ症状が繰り返されます。
走行キロ数、年式等を考慮しながら判断する事になると思いますが…
10年、10万キロに近い数字ならば、全ての交換を勧めます。
また、軽自動車の様にエンジンの常用回転数が普通車の倍もあるような場合
同じ経過年数、走行距離でも、単純にバルブの駆動が倍になるので、
劣化速度が同じでも摩耗速度は倍になると考えなければならないでしょう…
と言う事は、軽自動車のエンジンは普通車以上にメンテナンスをマメにする、
いわゆるオイル交換のスパンは最低メーカーの指示通りに…
出来ればそれ以上に短いスパンを心掛ける事で、摩耗や劣化を予防する事が
出来るのではないでしょうか…
景気低迷で軽自動車が普及している昨今、軽自動車は維持費の安い
経済的な車なのですから、せめてオイルの管理だけはその分しっかりと
気を使うことで、より一層経済的になるのですから…
知る事が出来ますが、エンジンの温度に左右される場合などもあって、
意外と推測するのが難しい場合もあります…両方の場合もある訳ですから…
オイル下がりとは、一般的にバルブ機構のシールの摩耗、劣化によって
オイルがシールから漏れ、バルブを伝わって燃焼、或はエキゾースト
マニホルド内に漏れることによって、熱でオイルが焦げる際に出る煙の事です。
これはインテークバルブであるか、エキゾーストバルブであるかによって
煙の色が違います。エキゾーストなら白煙、インテークなら青白い煙になるのが
一般的ですが、漏れる量によっても若干の違いがあるようです…
煙が青白くなるのは一度燃焼しているからなのですが、外気温の関係で
白い煙に見える事もあります。特に北海道の冬は異常で無くても白い煙が
ずっと出てるようにも見えますので…車庫の中だと煙が充満するので
判断し易くなりますが…
簡易的に調べる方法はプラグを外してカーボンの付着を見てみます。
電極の周りや爪に分厚く付いている場合はインテークの下がりかシリンダー
からの上がりが原因と見ていいでしょう…これはインテークの下がりは
マニホルド負圧によって、燃焼室内に吸い込まれるからで、エキゾースト側は
燃焼圧力によって、常にマフラー側に吐き出される為です。
プラグを外したついでに、燃焼室内(ピストン頭頂部)を見る事が出来れば
上がりか下がりかの判断もし易くなります…これは上がりによる場合、
ピストン頭頂部が常にオイルで湿っている場合が多いからです。
100%ではありませんが、通常ピストン頭頂部は燃焼温度によって
乾いているのが普通のようです。
マニホルドを外すことが簡単なら、更に詳しく解ります。バルブが見えますから
バルブが全体的にオイルで濡れていれば、そのバルブのシールが原因と見て
いいでしょう…気を付けたいのは、ガイドの摩耗、焼き付きが無いかを調べる
事と、シールの劣化なら全て同じ様に劣化が進んでいるという事です。
この場合、全てのシールを交換しないと、次々と同じ症状が繰り返されます。
走行キロ数、年式等を考慮しながら判断する事になると思いますが…
10年、10万キロに近い数字ならば、全ての交換を勧めます。
また、軽自動車の様にエンジンの常用回転数が普通車の倍もあるような場合
同じ経過年数、走行距離でも、単純にバルブの駆動が倍になるので、
劣化速度が同じでも摩耗速度は倍になると考えなければならないでしょう…
と言う事は、軽自動車のエンジンは普通車以上にメンテナンスをマメにする、
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出来ればそれ以上に短いスパンを心掛ける事で、摩耗や劣化を予防する事が
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HN:
Mr. Blue (ミスターブルー)
性別:
男性
職業:
自動車整備士
趣味:
PC、釣り、音楽鑑賞、ドライブ
自己紹介:
整備士歴20年を超えましたが、
常に修行の日々なのですね。
これでいいと言うレベルは無くて
経験も全て過去の物になります。
失敗から学ぶ事も多く正反対
の事が正しかったりする世界です。
ブログの感想、疑問に思った事、
知りたい事がありましたら、気軽に
コメント、メール等お寄せ下さい。
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