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恩師からの電話で再びオペルの冷却水が漏れているようだとの事…
何かと水廻りのトラブルが頻繁に起こるので、恩師も普段から
注意されて見ていたようです。
工業高校の先生だった恩師なので、機械の事にはかなり詳しく
除雪機、スクーター、それに車と、今まで事あるごとにお世話になっています。
最近はスクーターのフロントブレーキシューの交換で
お世話になったばかりだったのですが…
早速車をリフトアップして、漏れ箇所を恩師と共に確認しました。
何故かいや~な予感が的中してしまいました…
以前記事にしたウォーターポンプ付近からの漏水のようです。
丁度6ヶ月になろうというところでしょうか…
ポンプのパッキンかな?と思いつつ、タイミングカバーを外します。
二度目なので、慣れたものです、ベルトを外してタイミングカバーを外し
ウォーターポンプの状況を見てみます。
すると、案の定ウォーターポンプからの漏水でした…でもいったい何処から…
6ヶ月でダメになる箇所など想像出来ないのですが…
よくよく目を凝らして見てみると、どうも製造段階に作られた穴を塞ぐ為の
めくら蓋からの漏れのようです。
ウォーターポンプが水漏れを起こす原因は、メカニカルシールと呼ばれる
部品の摩耗とベアリングのガタに起因するシャフトのズレがシールの機能を
阻害する事によるものが一般的です。その他にはパッキンの劣化が有りますが…
今回の場合はどちらでも無く、部品の完成度の低さが原因のようです。
部品商に問合せて状況を説明すると、無償で交換してくれるとの事でした。
後日、部品が届いてよく見ると、何と形が変わってるんです…
これは多分、対策の為の設計変更ではないかと思います。勿論、推測ですが…
前回は5万キロ台でポンプのシャフトがねじ切れて、そして今回は
製造不良と思われる漏水…国産車では余り経験の無い部品のトラブルです。
逆に日本の部品の信頼性を感じる出来事でもありました…
恩師には事情を説明して、納得して頂きました。勿論、整備保証期間なので
部品代、整備料金も無償とさせてもらいましたが、気付くのが遅れたら
オーバーヒートして立ち往生なんて事にもなったのかも知れません…
車は壊れる物。そういう意識で接していれば、ちょっとした異変にも気付いて
早期に対処する事が出来るのでしょうね…皆さんもどうぞお気を付けて…
常に修行の日々なのですね。
これでいいと言うレベルは無くて
経験も全て過去の物になります。
失敗から学ぶ事も多く正反対
の事が正しかったりする世界です。
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