春の到来…

今年の冬は雪が少なく、極端に気温の低い日が少なかったように思う…
除雪の事を思うと過ごしやすかったのだと思うが、関係する方面は来る物が
来ないとそれはそれで困った事なのだろう…
折しも不況の最中に当てにしてる仕事が無いのだから、天に見放された
心境は察するに余りある。これは決して他人事では無く回り回って何れは
自分の身に降掛かってくるのだという事を肝に銘じなければならない。

バブル崩壊から始まり、対岸の火事の如く傍観していた過去の反省に立てば、
この狭い国、日本の中で自分は大丈夫だなどと安心していてはいけない…
アメリカから端を発した現在の経済不況をみれば、地球規模でさえ安易に
対岸の火事では済まなくなっているのだから…

とは言え、我々庶民もまた日々の暮らしを生きなければならない…
一度確立された現代社会において、今更丸裸で生きて行く訳にもいかず、
そこは現代人としての知恵を振り絞って、「生活防衛」の為に視点を切り替える
ことが必要なのだろう…

最近は車が売れない状態が続いているが、そうなると車の高齢化が進んでくる。
出生率の低い何処かの国とよく似た事態なのだが、勿論人と車を
同じ秤にかける訳にはいかない。物を長く大事に使うという視点で見れば、
車の高齢化は今後どんどん進んで行くのだろう…10年落ちは当たり前、
20年乗って元を取る時代になって行くのかも知れない。
そうなると、必然的にメンテナンスの重要性が意識される事になる。
日頃の手入れが後々まで響いてくるからだ…